北海道観光の歌登現象??

沖縄と北海道はそれぞれ持ち味は違うが自然環境、食材とうが他府県と違いがあり、ある程度の観光客は何もしなくても訪れる恵まれた観光地と言える。その中で異彩を放っている町がある、北海道の歌登なのである。他の観光地に比べ秀でたものは目にしない。

有名観光地の登別、小樽といった町の持つ観光資源に比べればはなはだ心元もとない。しかし何故か、特に東南アジアのお客様が多い。はっきり言って黙っていたら通り過ぎてしまうような町が繁盛しているには訳があると思われる。

北海道は広い、旅行のルートも宿泊する温泉も多い、それゆえ地域間競争はゲッキカする。そこに歌登現象が生まれる素地がある。それは徹底したお客ニーズを満足させるという気合があった。逆に言えばそれだけが観光資源だったともいえる。

東南アジアの人々が日本に何を期待しているかを徹底的に調査し、全てを満足させるために季節も地域特性もこだわりもかなぐり捨て、お客様の好み通りのサービスを開始した。

お客様は大満足して帰り、その結果口コミで北海道の北の自然と日本らしさを満喫出来るという評判が生まれた。沖縄も自然環境のみに頼らず地域間競争を切磋琢磨し今一歩観光地のグレードを上げる努力を始める必要がありそうである。

観光の質について

沖縄県経済発展のエンジンとなった観光産業ですがここへきて停滞感が始じまりました。入域者数も600万人をはさみアップ、ダウンしております。また平均宿泊数も一向に伸びません。期待が大きかった東アジアからの入れ込みも残念な状況です。

突破口として考えられるのは、邦人観光客の新たな市場の掘り起しと東アジア以外の海外市場の開発の二点だと思います。

1) 邦人観光客はLCC路線の拡大を官民挙げて誘致し、エコツアーの受皿を整えることで新       たな観光需要を創出させる、併せて離島観光のPR強化を図る。

2) 海外の観光誘致活動先を東アジア以外にも広げ、特に冬場に集客が期待できると思われる北ヨーロッパ、ロシア、季節が逆の南半球に力を入れる。

また入域者数にとらわれず、延べ宿泊数という視点で考える必要もあると思います。例えばクルーズ船客の一人と四泊した一人では沖縄にとって違いは明白ではないでしょうか。数で評価することから経済効果を考慮した実質的数値統計が求められると思います。